英国日記

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zoom RSS 映画 「抱擁」

<<   作成日時 : 2009/06/30 23:58   >>

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現代のロンドン、大英図書館で
19世紀の詩人アッシュの研究をするローランドは、
アッシュ本人の書いた手紙を偶然発見し、
モードの手を借りて事実を突き止めようと奔走します。

19世紀の詩人の男女と、その詩人達を研究する現代の男女の恋が
シンクロして描かれています。
詩人2人の秘密がひもとかれていく部分、
特にモードとローランドが交互にラモットとアッシュの手紙を読んでいくシーンに
ロマンを感じました。

でも、モードとローランドの恋は不自然に感じざるを得ませんでした。
原作であるA.S.バイアット作の同名の小説は、
ブッカー賞を受賞しています。
実際に読んでいないのでなんとも言えませんが、
イギリス人作家の原作を、
アメリカのテイストに映像化してあるような気がしてなりません。

最後にもう1つ、印象に残った場面を。
詩人であるラモットは、アッシュとの秘密の恋を詩に書き、
その紙を細かく破きます。
それを見たアッシュが、「気に入らないのか」と尋ねると、
ラモットは、「今の喜びが表現できている」と答えます。
「でも誰にも言えないから、この紙を汽車の窓から蒔いて、
しっかりと根付くように祈りたい」と言うのです。
自分の思いが誰にも知られずに線路脇のあちこちに広がって残されるなんて、
なんだか素敵に思えました。

(2002年 アメリカ・イギリス 原題:POSSESSION )



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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
INDEXから辿ってきました(笑)。わたしも見習わなければ…。
『抱擁』は原作がミステリであり、ラブロマンスであり、英文学評論であり、と実に読みごたえのある小説でした。
ちなみにアッシュ役の時のジェレミー・ノーサムがわたしの一押し(笑)。
itoyan
2011/04/12 17:49
itoyanさま
こちらのコメントに気付かずにいました。
大変失礼致しました。
え!え!アッシュはジェレミー・ノーサムだったのですかー?!
記憶にないのですけど・・・ごめんなさい!
まだハードディスクに残っていたかしら、あったら見直さなくては。
nightowl
2011/04/26 22:56
ああ、さすがジェレミー・ノーサム。
nightowlさまの動揺っぷりに、そうよ!この辺のアクの無さが彼を彼たらしめてる所以なのっ!と実感しましたー(笑)
itoyan
2011/04/27 22:42

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