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zoom RSS ドラマ 「リトル・ドリット」

<<   作成日時 : 2010/04/16 23:58   >>

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チャールズ・ディケンズの小説「リトル・ドリット」を
BBCがドラマ化した作品です。
全8話。

内容は少々長いので、一番下に記載します。
一言で書き表すと、
借金を返済できずに刑務所に入っていたウィリアム・ドリットが
莫大な遺産を手にした、というのが
基本線となると思います。
囚人から突然上流階級に仲間入りしたウィリアムと
その家族、その周りの人々が、
お金を得たことでどう変化したかという点に
重点がおかれていると考えます。

紳士らしく振舞い、貧しかった頃の記憶を消そうとするが、
消しきれずに狂ったようになってしまったウィリアム、
あたかも何年も前から上流階級であったかのように振る舞う長男長女、
そして、今までと変わらず、他人にやさしくする
末っ子のリトル・ドリットとウィリアムの弟。

彼らの様子を見ていると、お金持ちってなんだろう、
お金って何なんだろう、と思ってしまいます。
ディケンズが言いたかったのは、
そういうことなのだろうと思います。
それと、紳士とは何か、という点についても。
リトル・ドリット(エイミー)に恋する青年ジョンが、
たとえ裕福ではなくとも、
断られた悲しみに耐えながらも紳士らしく振舞おうとするシーンは
とても印象的でした。
私の中ではこれが一番の名シーンでした。
この、あどけなさの残った俳優さんの表情も
とてもよかったです。

それと、もう一人の大事な登場人物、アーサーは、
実に誠実な人でした。
常に謙虚なエイミーと、よくお似合いです。
このエイミー役の女優さん、すごくはまり役だったと思います。
こう言っては申し訳ありませんが、
少々薄幸そうな顔立ちの中に優しさと知性が見え隠れしていました。

原作は全4巻の大作で、
このドラマもそれなりに長いものですが、
原作を読んでいない私が言うのもおかしいのですが、
とてもうまく映像化されているのではないかと感じました。
映像に違和感もなく、
最近の作品だと華美過ぎる派手な衣装が使われたり、
過剰な演出もあるように思いますが、
この作品はそういうこともありませんでした。
推理小説のようなミステリーの要素も含まれていて、
見ていて飽きません。
(リゴーは恐すぎ・・・)

華やかさはありませんが、いい作品だと思いました。



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第1話
1805年、イギリスのマーシャルシー刑務所で、囚人のウィリアム・ドリットに娘が生まれる。21年後、その娘「リトル・ドリット」は、クレナム夫人に雇われることになった。ちょうど同じ頃、クレナム夫人の息子アーサーは、中国からの帰国途中、マルセイユで検疫のために足止めを食らい、そこでミーグルズ一家と知り合う。ほどなく解放されたアーサーは帰国し、父が死んだことを母に告げ、父から預かった時計を母に渡す。アーサーは死に際の父の様子から自分たち家族が過去に過ちを犯したのではと疑い、母がリトル・ドリットを雇ったのには、そのことと関係があると考える。そこでリトル・ドリットのあとをつけて、マーシャルシー刑務所に行く。

第2話
マーシャルシー刑務所に閉じ込められたアーサーは、翌朝リトル・ドリットを捕まえて家族の話を聞き出す。父と兄が債務を抱えていることを知ったアーサーは、ドリット家の債務事情について内密に調査を始め、兄のティップの債務を肩代わりしてやる。だが、父ウィリアム・ドリットの債務については債務事情に詳しい迂遠省に赴いても、はっきりとした事情をつかむことができず・・・。

第3話
ペットにほのかな思いを抱くアーサーは、ミーグルズ一家を訪問する。しかし彼女がヘンリー・ガウワンという男に恋していると気づき、苦悩する。訪問中、発明家のドイスと親交を深めたアーサーは、彼の工場を見学し、共同経営者になることを申し出る。ドイスはこの申し出を喜んで受け、合名会社を設立するのだった。アーサーからドリットの調査を依頼されたパンクスは、マーシャルシーを訪れ、ドリットがドーセット州出身であることを知る。

第4話
アーサーは意を決して、ミーグルズ家の娘、ペットに結婚を申し込みに行く。だが、ペット本人からヘンリー・ガウワンと結婚することを知らされ、愕然となる。傷心のアーサーは、マギーに誘われてエイミーを訪ねるが、アーサーに失恋したエイミーは彼と会うのを拒み、悲しく見送るのだった。アーサーからウィリアム・ドリットの調査を頼まれたパンクスは、あるとんでもない情報に行き当たり、驚がくする。

第5話
アーサーの助けで、莫大な遺産を手にし、借金を返済したドリット一家は、ついにマーシャルシー刑務所を出ることになった。父ウィリアムは、2人の娘ファニーとエイミーの家庭教師として、ジェネラル夫人を雇うことにする。彼女の提案で、2人に教養を身につけさせようとドリット一家はイタリアへ旅に出る。そしてアルプスで宿泊した修道院で、一家はガウワン夫妻とブランドワに出会う。

第6話
ベニスに着いたドリット一家は、マードル母子と再会する。ファニーとマードル夫人は初対面を装いながら火花を激しく散らす。その頃、ロンドンではマードル氏の事業の株価がうなぎのぼりに上がっており、皆が買いに走っていた。アーサーは事業拡張のために投資をするか迷う。ジェネラル夫人と父ウィリアム・ドリットの仲を疑うファニーは、ジェネラル夫人が義母になることを嫌って、かねてから自分に求愛するエドマンド・スパークラーと結婚することを決める。

第7話
アーサーは工場拡張のためマードルの銀行の株を買うことにする。また、ブランドワ殺害の疑いをかけられた母を救うためにウェイド嬢を捜し始めるのだった。ウィリアムもアーサーと同じくマードルに投資しようと一時帰国する。だが刑務所の記憶にとらわれてしまい、逃げるようにベニスへと戻ってしまう。過去と現実が入り交じるようになった彼はマードル夫人の帰国を祝す晩餐会で囚人だった過去を自らバラしてしまう。そしてその夜、エイミーに見守られながら息を引き取るのだった。

第8話
大富豪マードル氏が自殺した。彼に全財産を投資していたアーサーは、会社が破産し、マーシャルシー刑務所に入れられる。そこで、門番の息子ジョンにエイミーが自分を思っていたことを聞かされるのだった。その頃、クレナム家にはリゴーが訪ねてくる。そしてついにクレナム家の秘密が明らかになる。それはエイミーとアーサーにかかわるものだった。

LaLa TVより


(2008年 イギリス)


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