映画 「バリー・リンドン」

いつものように事前情報なしで見始めました。

冒頭の初恋の部分、
どうということでもない内容かもしれないのに、
なんともゆっくりした甘い感じに惹きつけられました。
そして、景色がとても美しい。
その景色も、バリーの人生が下り坂になると、
曇りがちだったように思います。

バリーの、わらしべ長者のような人生を、
初めは当然、応援しながら見ているわけで、
危なっかしくも楽しかったのですが、
後半になると、さっさと美しい奥さんに冷たくした時点で、
嫌な予感が。
にしても、ここまで落ちぶれるとは想像できませんでした。

結局何もかもなくして母国アイルランドに戻るという、
文字通り、振り出しに戻ってしまったバリー。
人生ってなんなんだろうと思わざるを得ませんでした。

さんざん悪いことをやってきたバリーですが、
そのいきさつなどを、
また、その他の感情なども含め、
多くを語らずに顔で表していて、
その演技が印象的でした。
特に同郷のスパイに出会った時の表情がよかったです。

見終わってから、スタンリー・キューブリックの作品であること、
ろうそくの火だけで撮影していたことを知り、再度鑑賞。
ろうそくの火で撮影していたと思われるシーン、
とてもきれいでした!
1回目に気付かないとは不覚・・・
また、音楽も印象的でした。

(1975年 イギリス 原題: BARRY LYNDON)


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